自社で制作したサイトのアクセスが伸びないのは間違った内部SEO対策を行っている
せっかく自力で作ったホームページが全然アクセスがない。そんな個人事業主や小規模企業の方はもしかしたら検索に引っかかりずらいサイトになってしまってるのかもしれません。
ホームページ制作会社プラグインプラスが正しい対策を説明いたします。簡単な部分だけですが効果が違ってくると思うので是非、リライトしてみてください。
表示速度に関するPageSpeed Insghtsの問題についてはまとめ記事があるのでそちらをご覧ください
SEO対策する優先順位は表示速度!WordPressならプラグインで全て解決
この記事はホームページ制作会社プラグインプラスが書いています。
SEOとは検索エンジン最適化です
SEO (Search Engine Optimization)とは、検索エンジン最適化の略語です。何か調べたいことを検索した時に少しでも上位に表示されるように競うのがSEO対策です。現在最も対策をしなければならないことは常時SSL化です。
これはセキュリティ関連のSEO対策でGoogleはSSL化されていないサイトの評価を落とし、警告もブラウザで表示しています。常時SSL化のやり方はSEO対策で最も簡単で最初にやるべきことは常時SSL化[http→https]で説明していますので、対策がまだの方はご覧ください。
では検索エンジン最適化のための記事内の内部SEO対策について簡単に説明します。
ここではサイト内の適切なキーワードの入れ方を説明します
個人事業主や小規模企業の場合、ホームページの制作や運営にあまり時間もお金も掛けられないのが現状ですよね。
大手企業は検索エンジンの上位に表示させるために様々な方法と大量の資金を投入し、上位表示しています。
たとえば、「自動車」と検索すると、大手自動車メーカー・大手中古車販売・自動車保険会社・自動車関連の団体など。
「自動車」の様な誰でも知っている単語のキーワードをビッグキーワードといいます。小さい企業でこのビッグキーワードで大手と戦うのは正直厳しいと思います。
そこでキーワード×キーワードで上位を狙うのが正しいキーワード選定だと思います。更に絞るとキーワード×キーワード×地域名です。大手は全国を相手に商売をしていますが、個人事業主や小規模企業の場合は「地域密着型」の場合が多いですよね。地域名をキーワードに入れ、ギュッと絞ると上位表示を狙えるようになります。
例を挙げると中古車販売店なら
中古車販売 ×(下取り・軽自動車・車検代行など)× 地域名
このようにキーワードを選定すると上位表示も可能になってきます。ちなみにですが、地域密着型だからといって、地域名のキーワードを「地域密着型」にしてはダメですよ。
どこの地域の地域密着型か検索エンジンはわかりませんから。
最も重要なのがタイトルのキーワードです
狙ったキーワードが自然に文章に含まれてるタイトルを狙います。
上記でいうと「下取り価格に自信あり│葛飾区の中古車販売店〇〇」や「軽自動車取扱い多数│葛飾区の中古車販売店〇〇」
注意したいことはちゃんとタイトルに沿った内容のページでないとダメです。嘘はダメですよ。
タイトルを社名のみにしてるサイトは既に知名度の高い会社や社名の知名度を上げたい会社です
→小さい会社で社名のみは貴重なキーワードエリアがもったいないので上手に使いましょう。
次に重要なのが見出しのキーワードです
重要度の高い順にh1~h6。ただし、h4くらいまでしか使いません。こちらもタイトル同様自然にキーワードを入れていくように心がけましょう。
ちなみに、各ページh1は一回のみの使用が望ましいです。
間違った見出しの使い方は見出しの順番がバラバラ
見出しは、HTMLの仕様に沿って設計することが基礎です。SEO以前の問題なのでしっかり順序良く使ってください。
- 良い例 h1→h2→h2→h3→h3→h2→h2
- 悪い例 h1→h3→h2→h4→h4→h2→h2
見出しの連続もあまり良くありません
見出しがSEOに重要だからといって見出しの次に段落(pタグ)を入れないで次の見出しを入れるような見出しの連続は良くありません。
- 良い例 h1→p(テキスト)→h2→p(テキスト)→h3→p(テキスト)→h3→p(テキスト)
- 悪い例 h1→h2→p(テキスト)→h3→h3→p(テキスト)
SEO上あまり良くないのはキーワードの乱用です
同じキーワードを何度も使ってもSEOで上位は獲れません。逆に乱用するとペナルティでランクが下がりますので注意してください。
文章に自然に溶け込んでいて、使う量は「そっと手を添える」くらいで十分だと思います。
それよりも訪問者に有益なサイトを心がける方がよっぽどSEOにはいい影響を与えてくれます。
ホームページのサイト内タイトルを同じにしてはいけません
たまに見かけますが、トップページ・会社概要・業務内容・お問合せなどのサイトだとします。
- トップページ→「軽自動車取扱い多数│葛飾区の中古車販売店〇〇」
- 会社概要→「会社概要│葛飾区の中古車販売店〇〇」
- 業務内容→「業務内容│葛飾区の中古車販売店〇〇」
- お問合せ→「お問合せ│葛飾区の中古車販売店〇〇」
すべてのページをトップページと同じにするのではなく、各ページ内容に沿ったタイトルにしないと検索エンジンが困惑します。
必ず各ページは違う内容にしましょう。この書き方だとキーワードの乱用に当たらないと思います。
各ページで同じキーワードを狙いすぎない
同じようなタイトルで同じようなキーワードを見出しで狙うのもあまり好ましくありません。
カニバリゼーションというキーワードの共食いが発生してしまいます
本来自社は競合他社と検索上位を争うという目的のために内部SEO対策をするはずが、自社で同じキーワードを同じホームページ内で争ってしまうのです。
これはSEOの対策としては知らない人も多いかも知れません。
サイトの評価の分散化が発生します
もっと恐ろしい事は自社ホームページ内でSEO評価が分散してしまい、本来あるべき評価が下がってしまう現象が起こります。頑張ってコンテンツを作っても2ページでカニバリゼーションが起こった場合は1ページの半分の評価になってしまうこともあります。2ページ作って0.5ページになってはつまらないですよね。
更に、類似サイトと認識されてしまうとペナルティでグッと評価が下がってしまいます。
対策としてはトップページにざっくりとした内容を書いて、詳細をリンクで各下層ページに振るイメージです。下層ページはトップページと関連したキーワードであれば、トップページのキーワード評価も上がります。
リンクの正しい貼り方についてはSEO対策の内部リンクの正しい貼り方と効果についてをご覧ください。
ディスクリプションタグで各ページの正確な説明をする
メタディスクリプションはタイトルの下に表示されるそのページの正確かつ簡単な説明文です。
ここでも多くのキーワードを詰める行為は避け、そのページに嘘のない、わかりやすい説明文がいいと思います。
タイトルと同じくクリック率にも影響するのでここはしっかり考えてましょう。
また、メタディスクリプションも全ページ同じにしてはいけません。各ページの内容に沿ったテキストにしましょう。
まとめ:間違ったキーワードSEO対策は自社サイトの評価を悪くする
ビッグキーワードのみを狙わず、ミドルキーワードやスモールキーワードを狙い、サイト内のキーワード適切に行えばアクセス数が激変するかもしれません。
他に注意する点は
- キーワードの乱用は禁物
- タイトルを全く同じにしない
- 同じサイトで全く同じキーワードを狙ったページを作らない
- カニバリゼーションに注意
- メタディスクリプションもしっかり書こう
これだけわかっていれば、だいぶサイトのSEO評価も変わってきますよ!
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