カラーミーショップのフリープランでWebデザイン代行をしました

2022年4月18日2023年8月15日

ネットで物を売りたいならまずはカラーミーショップのフリープラン（無料）がおすすめ

今回カラーミーショップを利用したネット販売のデザイン代行と運用代行の発注を頂いたので、ショップの紹介を兼ねてカラーミーショップのおすすめな点と、集客法、デメリットなどを紹介します。

売れなくても維持費がかからない

2021年5月から登場したフリープランは初期費用0円・月々の維持費0円でECショップ（ネットショップ）が作れます。何か趣味で物を作っている人や、店舗販売のみ行っている企業の導入ハードルがかなり下がり、利用者が拡大しました。初めてネットショップを始める場合は月の売り上げがいくらになるかもわかりません。

なので、初めはフリープランの初期費用0円・月々の維持費0円は大きなメリットがあります。

カラーミーショップをネットやSNSの情報で見ると、全然売れないという声が多いのも確かです。

では、どのようにして販売拡大をしていけばよいのか、フリープランのデメリットは何かをご説明いたします。

カラーミーショップで売上を上げるには？

カラーミーショップを自分で立ち上げたが、全然人が見に来ないし、売り上げが上がらない。考えられる問題は以下の点です。

商品説明が乏しくクリックまで至らない
そもそも人が見に来る作りじゃない
商品のジャンル自体、買い手が少ない
写真が綺麗じゃない
ホームページが見づらい

商品説明を買い手の気持ちになって説明する

商品説明は仕様の他に、訪問者が商品を買った後、どんな未来の自分が想像できるかのヒントも添えるといいです。

商品の説明例

たとえば、スニーカーの販売を例にとると、仕様で名前や素材、サイズなどを明記しますよね。

買った未来はどうなるかを想像させます

軽くて歩きやすい→友達と買い物に行ったり、ウォーキングにも使えそう
通気性がよい→夏場や長い時間履いていらせそう
どんな服装に合うのか→明記することによって、買い手は自分の持っている服と履いている自分の未来が想像しやすい

自分が買う立場になってみるとわかりやすいです。また、友達にその商品を説明するような感覚で書くとスムーズに書けると思います。

初めは商品の説明は簡単でいいです

ネットでの販売は多くの商品を取り扱うことが多いです。一つ一つの文章に時間がかかってしまうより、まずは仕様のテンプレートを作成し、それに沿った内容を記入いていく単純作業で商品を出品してしまいましょう。

出品していない商品は売れる確率0％です

まずは商品説明を記載し出品、そのあとに詳細をじっくり書くことをお勧めします。

SEO対策（検索エンジン最適化）で集客する

SEO対策とはわかりやすく説明すると、Googleやヤフーで欲しい商品を検索して、何番目に表示されるかを競うことです。

ヤフーはGoogleの検索エンジンを使っているので、Googleを意識していれば大丈夫です。

検索エンジンに上位表示できれば、それだけ人の目に止まる確率も高くなり、訪問者が増えます。

ただし、このSEO対策は大手が凌ぎを削って争っている戦場ですので、ビッグキーワード「スニーカー」で上を目指すのは、カラーミーショップのフリープランでは厳しいです。また、ホームページ制作会社が検索上位に表示させるために、様々な対策をしています。

全く対策をしなかったら、人の目に触れることがより少なくなるので、個人でもできるSEO対策をご紹介します。　

個人で上位を目指すなら、ニッチで特化したキーワードを狙うのが最も正しい選択肢です。

検索キーワードの選定（内部SEO）

キーワードは主に、「タイトル」「見出しタグ(h1～h6)」に入れていきます。キーワードの選定はジャンルによって様々で、どのキーワードを入れるかは取扱商品で変わってきます。

カラーミーショップは比較的自由度が高くHTMLとCSSを使うことができ、見出しタグも自分で設定可能で、狙うキーワードが選定可能です。キーワードを絞り、ニッチで特化したキーワードで集客を狙いましょう。

ニッチで特化したキーワードとはロングテールキーワードやミドルキーワード・スモールキーワードなどです。

詳しくは小規模企業が自社で制作したホームページの間違ったキーワードSEO対策

サイトのセキュリティを高める

カラーミーショップではフリープランでも常時SSL対策が無料で使えます。GoogleはSSL対策をしているサイトを表示順位に影響すると公式に発表しています。簡単なのでまずはじめにやってしまいましょう。

SSLについての詳細はSEO対策で最も簡単で最初にやるべきことは常時SSL化[http→https]

内部リンク構造の最適化

内部リンクとは「グローバルナビゲーション」「パンくずリスト」「サイトマップ」「記事内リンク」などがあります。

内部リンク設計を最適化することにより、訪問者にも、検索エンジンにもわかりやすいページになりSEOの評価が上がります。

詳しくはSEO対策の内部リンクの正しい貼り方と効果について

SNSを利用して集客する

ツイッター、インスタグラムのどちらか、もしくは両方を利用し、商品アピールをします。

コツとしては、いきなり商品の大量な写真をアップしてしまうとネタ切れになるので、小出しで定期的に運用していくのがお勧めです。

また、トップに自分のネットショップサイトを必ずリンクしてください。

参考までにうちのツイッターはこちら

SNSはネットショップでは必須です。少し手間が掛かりますが、運用を強くお勧めします。

写真を美しく撮る

写真は物撮りが基本ですが、見栄えのいい角度を3点から4点撮りましょう。一眼レフがいいですが、最近のスマホは非常に綺麗に写真が撮れるので、スマホで大丈夫です。ただし物撮り用の撮影キットは買った方がいいです。

自宅で撮影した草履

物撮り撮影キットで撮影した草履

どちらも同じスマホで撮影しましたが一目瞭然ですよね。どちらの商品を買いたいですか？

写真の美しさは売れる大きな要素になります。

写真の量は3点か4点と書きましたが、もっと多ければ商品の詳細もわかり、訪問者にとってもメリットですが、カラーミーショップのフリープランでは1商品4点までの写真しか貼れず、10点まで増やしたい場合はレギュラープランに変更しする必要があります。

フリープランはホームページ容量に限りがあり、最も容量を使う写真は商品説明に沢山の写真を使うと、全ての商品を出品する前に容量オーバーということも。しかし、圧縮してしまうと画像が荒れて折角の綺麗な写真が台無しです。

予定の出品数が少なければもっと多くの写真でアピールするのもいいでが、容量オーバーに気を付けてサイト運用しなければなりません。

ホームページのデザインを見やすくする

目で追って疲れない、スムーズ
関連性の高いバナーを寄せ合う
列や行を揃える
文字やデザインにメリハリを持たせ、最も訴えたい事を強調する
導線（訪問者が迷子にならない）

その他にもたくさん大切なことがありますが、訪問者は「目的があって検索し、目的を実行したい」ので、決してデザイン性のある美しいサイトである必要はないと思います。

私たちプラグインプラスはカラーミーショップのデザイン代行を行っております

詳細はこちら

カラーミーショップのフリープランのデメリット

自由に使えるフリーページが10ページしかない

10ページしかないのでたとえば店長ブログみたいな使い方は出来ません。

ショップの概要や商品製造工程・個別の特徴などに使う方向性で考えなければなりません。

売れた時の手数料が高い

商品が売れたときの販売手数料は売上の6.6%+受注1件につき30円の手数料がかかります。他のプランは売上0円でも月々の固定費がかかりますが、その分の手数料が安く済みます。

フリープランをレギュラープランに変更するタイミングは月商11万円以上安定しだしたらレギュラープラン方がお得になるので変更しましょう。

ホームページの最大容量が200MBしかない

上に貼ってある草履の写真は500pxの正方形です。圧縮してしまいましたが116KBです。1024KBで1MBですので2000枚近く貼れることになります。1商品4点の写真を使っても500商品が出品可能？

まずディスク容量200MBとは、写真のみに適応されてるわけではありません。デザインテンプレートも容量ですし、少ないですがテキストだって容量です。

そして、スマホで写メをとってそのままアップロードしてしまったら最悪です。スマホの写メはプリントしてもきれいになるよう、結構なサイズのデータになってます。

私の写メで4608px×2592pxです。サイズは5MB。

必ず適正サイズに変更してからアップロードし、容量は無限ではないと心がけるとよいでしょう。

フリープランは機能が限られる

	レギュラー	フリー
名入れ機能	〇	×
都道府県別発送日指定	〇	×
アクセス解析※1	〇	550円/月
定期購入	銀行・代引	×
商品レビュー	〇	×
クーポン発行	〇	×
フォローメール	〇	×
Google アナリティクス eコマース	〇	×
独自ドメイン	〇	△※2
常時SSL化	〇	△※3
営業日カレンダー	〇	550円/月
FTPオプション	〇	550円/月