SEO対策の内部リンクの正しい貼り方と効果について

内部リンクの最適化

正しい内部リンクに変更してSEO対策をすれば狙ったページが上位に

個人事業主や小規模の会社で自分たちでWordPressでホームページを制作しました。

見た目も記事内容も悪くないのに今一つ検索でのアクセスが伸びない。そんなサイトはもしかしたら内部リンクの貼り方が間違っているのかも。

ただし、ページボリュームが少ないと中々キーワードで上位に表示は出来ません。しかし、小型のwebサイトでも内部リンクについてしっかり学んでおけば、自社サイトも間違いなく評価が上がってきます。

個人事業主や小規模企業のホームページ制作を行っている制作会社プラグインプラスがアドバイスします。

目次

内部リンクとは記事と記事を繋げる電線です

内部リンクとは記事と記事を繋げる電線です

すごく単純ですがAの記事とBの記事が繋がればリンクしていることになります。

逆にCという記事にどこからもリンクされていない場合は孤島になってします。孤島はGoogleからインデックスされなくなってしまいます。

内部リンクの種類

内部リンクの種類

内部リンクの種類は大きく分けて以下になります。

パンくずリスト

パンくずリストとはグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」でヘンゼルが森で迷子にならないように、ポケットの中のパンくずを目印として落として進んだが、結果、鳥に食べられて迷子になってしまったというお話から来ているらしいです。

パンくずリストがないと、ヘンゼルの様にGoogleのクローラーも迷子になります。WordPressであれば簡単に導入可能なので小規模のサイトでもパンくずリストは入れておいた方がいいと思います。

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーションとはヘッダーやフッダーに必ずと言っていいほどあるサイト案内です。これも内部リンクで、昔は画像でデザインに富んだナビゲーションもありましたが、テキストの方がSEOに付与するのか最近では画像でのグローバルナビゲーションは見かけなくなりました。もし、画像のナビゲーションを使っている場合は必ずalt属性にキーワードを含めることをお勧めします。

記事内のアンカーテキスト

記事内で関連するページへのリンクはアンカーテキストが最もSEO対策にいいと言われています。ただし、ただやみくもにリンクを貼るのは間違った選択です。

あくまで、記事内で自然な流れで関連するページへのリンクでなければSEOには悪影響も及ぼします。

また、テキストの文言もしっかりリンク先のキーワードを導入しましょう。リンク先のタイトルがしっかり対策してあれば、タイトルをコピーで良いと思います。私の場合は全てタイトルのコピーを使っています。

アンカーテキストはサイトに訪問してくれた方へも、訪問してくれたクローラーにも自然で最適な数のリンク数にしましょう。

注意点としては

  • 記事に自然と溶け込むアンカーテキストか
  • リンク先に適したキーワードのテキストか
  • その記事と関係性のあるリンク先か
  • 大量にリンクしてないか

最後の大量にリンクしてないかは、例えばまとめサイトだとどうしてもリンク数が多くなります。

ただし、しっかりと関連性のあるリンクで、自然な流れでアンカーテキストを配置すれば問題ありません。

関連性もない、不自然すぎる大量のリンクは間違いなくペナルティ対象でSEOに悪影響ですので注意してください。

内部リンクのSEO効果

内部リンクはSEO対策で大きな役割を果たしますが、最適化することで、より大きな効果を発揮します。

クローラーの回遊の最適化

Googleの検索エンジンはクローラーと言います。SEOとはまさにこの検索エンジン(クローラー)の最適化を意味します。リンクを辿ってページをクロールし、インデックスしていきます。インデックスとはホームページが貯蔵してある巨大な図書館のイメージで大丈夫です。リンクがないページはクローラーが回ってこれないということになります。
クローラーが回ってこなければサイトは評価されず、インデックスされなければ検索結果に表示されることはありません。
まずは内部リンクによって、Googleから評価を受けやすくすることが第一です。

関連性でSEO評価が向上する

関連性のあるページ同士をリンクし繋げることにより、双方のページ評価が上がります。

ここは難しいところですが、全く同じキーワードを狙った同士だと、小規模企業が自社で制作したホームページの間違ったキーワードSEO対策でも書きましたが、キーワードの共食いが起きてしまうので注意が必要です。興味があれば読んでみてください。

サイト内部に評価を行き渡らせることができる

各ページは「ページランク」と呼ばれるそれぞれのページ評価があります。(現在はユーザー側では確認できません)

「ページランク」は、リンクによって伝わっていきます。自然な流れで関連性のあるリンクがされていて、適した量のリンクであれば、繋がっているページ同士の評価があがります。

最適化されたリンク構造を計画的に設計することによってSEOの効果が初めて発揮されます。

では図で説明します。

内部リンクの貼り方のコツ

ラーメン屋さんのサイト制作したことないですが・・・

内部リンクの貼り方のコツ

キーワードざっくりですがこんな感じに狙ってるとします。リンクの本数は

  • ラーメンの麺:リンク1
  • ラーメンのスープ:リンク2
  • ラーメンのチャーシュー:リンク2
  • ラーメンのトッピング:リンク2
  • 信州みそのスープ:リンク2
  • あっさり鶏ガラスープ:リンク2
  • トップページ:リンク4

「ラーメンの麺」がリンク1と弱めですが、関連の「ラーメンのスープ」リンクしてしまうと「トップページ」と「ラーメンのスープ」がリンク4同士になってしまいます。

トップページが親ページと設定するのであれば、最もリンク数が多い方がいいと私は考えています。

ページ数が多ければ多いほど内部リンクの設計が難しくなるので、事前に図面を制作する方がいいと思います。

尚、キーワードの付け方は小規模企業が自社で制作したホームページの間違ったキーワードSEO対策でわかりやすく説明しています。

まとめ:SEO対策の内部リンクの正しい貼り方と効果について

パンくずリスト・グローバルナビゲーションは必ず設置し、画像ではなくテキストがおすすめ。

記事内のアンカーテキストは適切な量と記事に自然に配置し、関連性が高いサイトをリンクする(この記事も3リンクしてあります)

内部リンクのSEO効果は大きいが、リンク構造の設計をしっかり考えなければならない。

内部SEO対策より、まず表示速度のSEO対策がおすすめです。

まずはこちらをご覧ください

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